会長所信

平成29年度会長

大越 徹朗


 現在の日本企業を取り巻く環境は、失われた20年といわれる厳しい時代を経て、デフレ脱却を目指す政府の経済政策などにより、ようやく一定の景気回復の流れを感じつつあります。しかし、先行きの不透明感は未だ拭いきれず、政府の打ち出した大胆な金融緩和政策などもその効果を見るに至らない状況であります。
 また従来からの問題であります少子高齢化の波が確実に押し寄せ、地方創生を目指す自治体にとって、社会保障負担の増大、税収の減少による収支悪化の改善が喫緊の課題となっております。
 
 松戸市内には20の駅があります。その数だけ、いやそれ以上の街があります。
しかし、この松戸にも少子高齢化の影響が少しずつ見え始め、すべての街が活性化を続けているとは言い難いものがあります。
では、このような地域経済の減速を止めるには、どうすればよいのでしょうか。
 
 それにはまず、この松戸をより魅力ある街に変えなければなりません。
戦後の経済成長の中、松戸市はその利便性からベッドタウンとして大きな成長を遂げました。しかし、48万人という千葉県内3位の人口がありながら、その知名度はいまひとつであります。
私たち青年部メンバーは、青年部活動を通じて松戸の良さ、素晴らしさをアピールし、また新しい魅力づくりにチャレンジして行かなければなりません。
 
 青年部を卒業された先輩方はもちろん、現役メンバーの中にも松戸市内の各地で地域を支える活動を積極的に行なっている方々がおります。長期にわたり地域支援活動をしている企業もあります。この松戸という地域をさらに発展させるには、地域を愛するその思いを繋げ、点を線にする必要性があると考えます。そしてその線と線を重ね、うねりとなって地域を盛り上げる大きな波を起こすことが必要なのです。
 
 松戸商工会議所青年部は、昨年創立25周年を迎えました。組織として、成熟期に差し掛かってきていると言えるでしょう。諸先輩方が築いてきた青年部の歴史・精神を受け継ぎ、この組織をさらに進化させる責任が私たちにはあります。
 
 自己研鑽により個を磨き、異業種の仲間が集まるゆえ可能な、豊富な情報の共有により先見性を高め、いち早く行動を起こすことができる青年部こそが地域再発展の先導者になるべきではないでしょうか。
 
 私自身も勉強中の身であり力不足ではございますが、長い間この青年部に参加させていただき、力溢れるメンバーの皆様を知っているからこそ、青年部ならできる、メンバーがひとつになれば大きな事業、大きな地域貢献ができると信じております。
一年間誠心誠意務めてまいりますので、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
 

青年部一丸となって、大きな波を起こしましょう!