令和3年度 松戸商工会議所青年部 会長所信

令和3年度松戸商工会議所青年部会長 田村博太郎
令和3年度松戸商工会議所青年部会長 田村博太郎

まつどさいこう ~Regilience~

新型コロナウィルス感染症は全世界に拡がり、経済にも大きな影響を及ぼし続けています。2020年4月、緊急事態宣言下で私自身も店舗営業を自粛し不安を抱える中で、事業を継続し家族と従業員を守っていく方法を日々考え悩んでいました。メンバーの皆様も私と同じ思いを抱いていたのではないでしょうか。
あれから一年が経ちますが、いまだにコロナウィルスは私たちの生活や経済に暗い影を落としています。そんな中、私達松戸商工会議所青年部(以下松戸YEG)は、例会を自粛しながらもリモートで会議を重ね、リアルとリモートを組み合わせたハイブリット例会で見事に新しい道を切り開き、その後も試行錯誤しながら様々なオンラインツールを用いて活動を続けてきました。厳しい状況の中でもできることは必ずある。そしてこういう状況だからこそYEGが先導者となって挑戦し行動しなければならないと強く感じました。

令和3年度スローガン「まつど・さいこう」~Resilience~に私が込めたものは、withコロナ時代の新しい常識の中で、もう一度原点に立ち返りYEGの役割を再考し、既成概念に捉われずに地域社会に貢献する方法を模索し、重く沈んだ雰囲気の松戸のまちに光を採り入れ、松戸の商工業の再興の足掛かりとなるような事業を展開していきたいという思いです。
私は自分が生まれ育ち生活している松戸というまちが大好きです。YEG宣言にもある通り私達は地域を愛し日本を愛しています。この地域を愛する気持ちこそがYEG活動の原動力であり、今まで松戸を支えてこられた先人達も、同じ気持ちで様々な事業を積み上げてこられたのだと思います。
愛する地域社会に貢献するためには、まずそれぞれが自己の成長と自企業の発展を目指し、YEGの仲間と互いに研鑽することです。自己の成長を目指す活気のあるメンバーが増えていくことで組織も活気にあふれ、魅力のあるものとなります。
そしてもう一つ大切なのはenjoyすることです。ただ「楽しむ」という意味ではなく、自分の持つもの全てを出し切って物事に取り組むということです。私たちは家族や従業員の協力があって、はじめてYEGに参加することができています。その貴重な時間を無駄にしないためにも、とことんYEG活動をenjoyすることが重要なのです。メンバーの皆様の持っている知識や思いをしっかりとYEGにぶつけてもらいたいと考えています。
松戸の未来を担う子供たちに「まつど最高!」と思ってもらうことが、未来の礎を築くこととなり、そのような松戸にするためには、メンバー一人ひとりがしっかりと今を担う責任を自覚し、今まで以上に地域を愛する気持ちを持って、自企業の発展とYEG活動に積極的に取り組んでいただきたいと考えています。
そして私の考えるResilienceとは、困難な状況で一度は打ちのめされても、しなやかにそして力強く回復し、困難を乗り越えていく力を意味しています。コロナ禍においてメンバーの皆様が自企業の永続的な発展のために奮闘して得た経験と知恵をYEGに持ちより、松戸の未来について議論することで、松戸YEGは組織としてより強化され、発展していくと考えます。コロナウィルスに限らず今後我々の事業を脅かす出来事は何度も訪れるでしょう。今回のコロナ禍の影響をしっかりと皆で考察しておくことで、経営者としてもYEG組織としてもResilienceが高まり、今後事業を脅かす不測の事態が生じても、立ち止まることなく力強く歩むことができるようになれると考えます。
世間に目を向けると、テレワークや在宅勤務の増加により仕事への取り組み方や生活スタイル、家族との関わり方も以前とは少しずつ変わってきています。人々が暮らす街、ホームタウンへの関心が高まっていることも事実です。世間の意識が以前より地域社会に向いている今こそ好機と捉え、松戸YEGの一員であることに誇りを持ち、互いに研鑽し自己の成長と地域社会に貢献できる企業への発展を目指して行きましょう。
松戸YEGは、今年で創立30周年という記念すべき大きな節目の年を迎えることが出来ました。平成4年の創立時より現在までの先輩方のご尽力と積み上げてこられた実績に、敬意と感謝の意を表します。このような節目の年度に会長を仰せつかりました事を大変光栄に思いますし、また松戸YEGの歴史を紡いでこられた歴代会長と先輩方の熱い思いを次世代へ繋いでいく立場に立ち、大変身の引き締まる思いです。私などでは力不足で、この大役が務まるかどうか不安ではありますが、私にはYEGの仲間がいます。皆様と互いに挑戦し成長することで、令和3年度が松戸YEGにとって輝かしい年になると確信しております。合言葉は「まつど、さいこう!」1年間、どうぞよろしくお願い申し上げます。