

Be Connected, Be One. ~志の継承と新たな価値の創造に向けて~
本年度、私たち松戸商工会議所青年部(松戸YEG)は、設立35周年という記念すべき節目の年を迎えます。35年という長きにわたり、情熱と行動力を持ってこの組織を築き上げ、育ててこられた歴代会長をはじめとする諸先輩方、そして現役メンバーの皆様に、深甚なる敬意と感謝を表します。
私たちは今、先輩方が紡いでこられた「志」を継承し、新たな時代へ新たな価値を加え、バトンを繋ぐ地点に立っています。現在、日本経済においては日経平均5万円を大きく超える歴史的な株価高騰を遂げており、長く問題とされていたデフレ経済からの脱却を果たした一方、急激なインフレによる物価・人件費の高騰、深刻な少子化による現場の人手不足等、我々の経営に対して大きな課題を生じさせており、我々を取り巻く環境はかつてないスピードで変化しています。松戸YEGにおいてはたくさんの卒業生を送り出し、新入会員を迎えることで新陳代謝をしている一方、急激な新陳代謝は知識と経験の正常な継承が追い付かず、ナレッジの断裂が起こるという問題を抱えています。
私は本年度のスローガンを「Be Connected, Be One.」と定めました。ここには、ナレッジの断裂に負けない、次代へとバトンをつなげる仕組み作り、そして、企業の規模や業種、経験年数を問わず、メンバー全員が主役として参画できる組織でありたいという願いを込めています。互いの立場を尊重しつつ、経営者としての気概と先見性を分かち合う。志で結ばれた強固なネットワークと経験や知識の引継ぎによる人材強化こそが、松戸YEGという組織の価値を最大化させます。
そして、組織の持続可能な発展のためには、新たな仲間の力が不可欠です。私たちの活動が生み出す熱意と価値を、積極的に外へと発信し、志を共にできる仲間を迎え入れる必要があります。SNSをはじめとするデジタルツールの運用体制を整備し、時代に即したブランディングと情報発信を行うことで、魅力ある組織としての認知を高め、挑戦的な拡大活動を展開してまいります。
また、地域活性化は、複雑化する現代社会において、地域と共に生きる私たち経営者にとっての生命線です。もはや一団体の力だけで本物の街づくりを成し遂げることはできません。商工会議所、行政、他団体、そして市民の皆様と本気で連携し、私たちがそのネットワークのハブとなる必要があります。松戸YEGがリーダーシップを発揮し、地域全体と「Be One」の精神で感動を分かち合うこと。そのプロセスから生まれる新しい価値こそが、松戸の街を賑わし、次代を創る力となります。
本年度は、創立30周年より定められた中期ビジョンおよび五ヵ年計画「限界突破」の最終年度にあたります。30周年で想い描いた松戸チャレンジの精神を胸に、これまで積み上げてきた成果を総結集させ、さらなる高みへと昇華させる集大成の一年としなければなりません。この計画の完遂に向け、松戸YEG一丸となって全力で取り組んでまいります。
松戸と共に生き、松戸を賑わし、私たちが街をつくるハブになる。そのためには、まず私たちが手を取り合い、心を一つにしなければなりません。「Be Connected, Be One.」 この旗印のもと、共に新たな価値を創造していこうではありませんか。
会長 近藤 大輔







